次の日。
昨日ぐらいの時間で登校。
教室に入るとあの5人はまだいなかった。
…席につき、ボーとしていると2人の女子が話し掛けてきた。
「矢山さん。友達になろ！！」
一瞬びっくりしたけど。
「あ、ありがとう！！！」
あまりの嬉しさに万円の笑みで答えた。
ドキューン。
ん！？何か聞こえた。
「やばい。のんチャン可愛すぎー」
「えっ！あ、ありがとぅ？」
「あたし、田中 美咲 (ﾀﾅｶ ﾐｻｷ)みさでいいよ！｣
｢うん！よろしくね｣
みさは髪はショートボブで、可愛く守ってあげたい感じ。
｢あたしは、嶋崎 亜矢音 (ｼﾏｻｷ ｱﾔﾈ)よろしく｣
｢よろしく！｣
亜矢音はセミロングの髪で綺麗でおねぇ系。
あやねぇって呼ぼ♪
｢うちら、のんチャンて呼んでいい？｣
｢もちろん！｣
うちは素直に嬉しかった。
この先、2人が花音にとってかけがえのない存在になることは誰も知らない。
