4月1日 08:03

早起きの小鳥達のこえで目を覚ます。
今日も平和な一日になる、そのはずだった。

「おっはよ~!!」

寝起きの頭をフル回転させ、目の前にひろがる状況を理解す…え…

「誰ですかっ」

「え…。うふっ」

ええぇ。うふってなに、てゆうかこいつ誰なんだよ…。

「はっ…さてはあんた変質者⁉ぎゃあぁぁ
「きゃあぁぁ

(なんでこいつも叫ぶんだよ!)

「と、とにかく寮母さ「あ、いや僕怪しいものじゃなくて、いや、ま、怪しいと思うのが普通だと思うんだけど、

(なんだ、怪しい自覚はあるのか)

寮母の息子なわけで、いや、起きてくるの遅いから、えっと…。」

(ん?時間)

「あ、やば。」

その瞬間彼女の中でとてつもなく無駄な気力だろうと思われる茶番が始まった。

(皆さんおはようございます。いやぁ、久しぶりの実況となります、竹田信行と解説の真島大地です。
竹田:いや、真島さんまさか日下部選手始業式の日に寝坊するとは、思いませんでしたね。
真島:そうですね。決して遅刻するタイプではない日下部選手なのですが、今回はどうしたのでしょうか。
竹田:今、情報が入ってきました。友人M氏によるとどうやら彼女昨日やってなかった課題があり、寝たのは午前2時。これはつらいですね。
真島:日下部選手は、決して朝に強いわけではありませんからね。こうなることは、必然だったのかもしれませんね。
竹田:おっと、この間に日下部選手準備がおわったようだ。これはいい記録が期待できるんじゃないですか?
真島:そうですね、このままいけば世界新行けると思いますよ。)

「木村さん、おはようございます。」
「真心ちゃん、おはよ~。今日も頑張ってね~。」