この日も睡魔があたしを襲っていた。



ホームルームが終わって1時間目まで時間あるし寝よう。



そう思い机に倒れこんだが。



…あれ?



何か隣のクラス騒がしいな。



「愛音愛音愛音ー!!!」



花梨がかけよってきた。



「なーに?眠いんですけど。」



「3-Cに超イケメンの転校生来たってよ!!話に行こうよっ」



「えーあたしも?面倒くさいじゃん。」



「後でイチゴミルク奢るからさっ」



「ほら、何してんの。早く行くよっ」



イチゴミルクにつられてしまうあたしなのです。