涙が溢れて止まらない。



周りのいた人たちはなぜか泣いてるあたしに注目する。



「か…かな…奏海だよね…?」




「…」




「やっと会えた。覚えてる?あの約束。あ!そうだ。あの海」



あの海もう一回行こうよ。



そう言おうとしたとき奏海に遮られた。



「覚えてない。話しかけんな」



え?



「愛音この学校だったのかよ。」



「う…うん。」



「もう俺のことは忘れてくれ。」