すきだってこと、しらないでしょ。

「…ちぃ」


寝起きの掠れた声で、そんな甘く呼ばないで


寝ぼけながら、あたしの顔に手を伸ばす雅に、やっぱりドキドキして


『み、やび…』






「……すき」