日、月と挟んで火曜日、僕は変化していた。
「おはよう」
「おはよう……っ!」
見上げたメレンダは驚いていた。
僕の髪は地毛に近くなっていた。
元は色素が薄く、髪は茶髪だった。三年生になったのを期に、スプレー等で染めていたのだ。
「染めたんじゃなくて、最初からこうなんだ……もう黒染めはやめにしたくて」
頭が軽くなった気がして、まだ少し慣れない。
これが地毛だというのに。
「そうなの。どっちもかっこいいね。フィウメの髪、揺れると綺麗だと思ってたの」
受け入れてくれた。
「ありがとう……メレンダの髪もふわふわしてて好きだよ」
言った直後、照れて目をそらす。
変と思われただろうか?
「ふふっ、ありがとう。フィウメに言ってもらえると嬉しい」
びくっと体が跳ねた。
フィウメに言ってもらえると、か。そんなこと言われたら期待したくなってしまう。
「おはよう」
「おはよう……っ!」
見上げたメレンダは驚いていた。
僕の髪は地毛に近くなっていた。
元は色素が薄く、髪は茶髪だった。三年生になったのを期に、スプレー等で染めていたのだ。
「染めたんじゃなくて、最初からこうなんだ……もう黒染めはやめにしたくて」
頭が軽くなった気がして、まだ少し慣れない。
これが地毛だというのに。
「そうなの。どっちもかっこいいね。フィウメの髪、揺れると綺麗だと思ってたの」
受け入れてくれた。
「ありがとう……メレンダの髪もふわふわしてて好きだよ」
言った直後、照れて目をそらす。
変と思われただろうか?
「ふふっ、ありがとう。フィウメに言ってもらえると嬉しい」
びくっと体が跳ねた。
フィウメに言ってもらえると、か。そんなこと言われたら期待したくなってしまう。