パピネス~君なしではダメなんだ~


「ゼラさん!!大変です!!町が…」


クロが慌てて戻ってきたのは

数か月後のことだった。


何があったかもわからず

オレらは町に急いで向かった。


「なんで…」


響き渡る爆発音、叫び、悲鳴、逃げ回る町の人たち。


あの時の感情が蘇る。


何で、どうしてって。


「ゼラさん、守りましょう。必ず」


「おう」


オレは醜い感情を封じ込めた。


新たな悲しみが生まれないために…


「2人はばらけて戦って。

スズは安全の確保!」


「「「はい!」」」


遠くには巨大な機械がこっちに向かってきていた。