ルビさんが説明しているのを妨げたのは クロだった。 「俺、これ使えないです」 「え?」 今から訓練してくんだから 別に使えないとかないよね? 「俺、決めてるんです。 誰かを傷つけないって。 もし、誰かに刃を向けるなら 自分に向けられた方がましです」 「はぁ?そんなこと言ったら何にも…」 ふと、昨日のことが思い浮かんだ。