パピネス~君なしではダメなんだ~


森の中は想像してたものとは違い、

地面に光が当たるほど開けていた。


「何かすごいね」


「そうですね。

誰か住んでるみたい」


確かに。


木も雑草も花も、無造作に生えてない。


スズは花に夢中だ。


「ゼラさん、見てください。

この花…」