装備も武器もほとんど底を尽きている。 一緒に行かせるなんて 危険以外の何物でもないのに、 反対することが出来なかった。 独りになりたくない気持ちは 俺にも十分に分かるから。 「うん、じゃあ行こっか」 もう、誰も失いたくない。