「君がよければさ、この家で暮らさない?」 「え?」 彼女のためって言うのは口実なのかもしれない。 今は独りでいるのが少し怖い。 「私、あなたの支えになりたいです」 その言葉に その笑顔に救われたような気がする。 オレの中に再び感情が戻ってきた。 「オレの仲間になってくれるかな...?」 「喜んで!」 仲間が1人できた。 けれど彼らは知らない。お互いの力を...