あの日の約束


「翔くんちょっといいかな」

休み時間、翔くんを人気のないところへ呼び出し伝えた。

「なに?どうした?もしかしてこの前の?いや、無理なのはわかって...」

「恋ってよく分からないんだけど、こんな私でよかったら付き合ってください。」

「ま、まじで!?さくらちゃんが?わ、嬉しい~~ってこんなタイミングで聞くのもなんだけど幼馴染くんはいいの?」

「ああ、たっくん。いいの、うん。」

「じゃあさ今日から かける って呼んでよ」

「.....か、か、ける」

「か、可愛い、俺そろそろ死ぬかも」
「俺もさくらって呼んでいい?」

「うん、ありがとう」