あの日の約束


放課後

「さくらちゃん~」

「いいなぁさくらちゃん。」
なんて声聞こえてくるけど嬉しくない。
学園1でもこの人には興味ない。

待って、ってことはたっくんのことは?


翔くんはすごく優しくて
色んなところ案内してくれた。

最後にとっておきのところだよって行って
綺麗な海岸に連れてきてもらった。

「さくらちゃんてさ、恋してるの?」
「してない、です。」
「ふぅーん、じゃあ俺が恋を教えるね?」
「どういうこと?」

「さくらちゃん、俺、一目惚れ。付き合ってください。」
「..........気持ちは嬉しいんだけど。で」
「返事はまだいらないよ。こっちに向かせるまで頑張るから俺。」