あの日の約束


月曜日、いつも通り学校へ向かった。
さくらの席は空いている。
横山は机に顔を伏せたまま。

先生「おーい席つけ~大事な話があるぞー」

「高橋のことなんだが、急だったが転校することになった。お父さんの転勤の都合だそうだ。ただ半年後またこの高校に戻ってくる。修学旅行には間に合いそうだな。うん。以上」

さくら、転校したのか。
だから来なかったのか。
でも何で何も連絡ないんだ。

頭が混乱してその日1日は全く集中できなかった。