私の小学校では、喧嘩が全てだった。
事の勝敗を決めるのは必ず喧嘩。
つまり喧嘩ができる人はそれだけで崇められた。
そしてその風潮は年が増えるごとに悪化していく。低学年では「みんなとなかよくしましょう」という教えを素直に受け入れる良い子であっても、だんだん染まっていくものなのだ。
小学6年生。私はボロボロになった。