「あぁ、私が一人で行かせたから!
あの時もっと強く言ってればルイは…」



「カリナのせいではありませんよ。ルイも顔色は大丈夫ですから、きっとすぐ起きますよ」



クリオの言う通り、副隊長がきてから数分で彼女は目を覚ました



「よかった
ルイ、どこか痛いところは…」



その時、彼女が何か呟いてるのに気づいた
俺たちの声が聞こえてないのか、視線が合わない



「何て言ってんだ?」



よく聞こうと全員が耳を近づけると、それは誰もが驚きを隠せないもの



「まだ終わってない

奴らは目覚めた

再び集いし力

闇の夜明けは近い」