心臓を鷲掴みされているくらいの強い衝撃が身体中に走った すぐに立てなくなり、その場に座り込む いくら時間が経っても、弱まるどころか一層強くなるばかり 「な、んなのっ……」 もう、意識が持ちそうにない また私は… そう思った次の瞬間 突然、前触れもなくなにかの映像が走馬灯のように私の頭を駆け巡った