「これは……」 首の右側、耳よりも少し後ろの所に何か黒いものがある 身体の向きを変えてよく見ると、何か紋様のようなマークがあった 今まで全く気づかなかった 見覚えはないけど、何か重要なカギのように思える ずっと見ていると、どこか吸い込まれそうな感覚に陥って… 私は何気なくその紋様に触れた その途端、 ドクンッ! 「グッ…」