「ただ暗くしただけじゃなくって?これくらいで私は攻撃を緩めませんわ」



「いつまでそんなこと言ってられるのか、楽しみね」



相手はこの魔法の意味を解ってないっぽいな
まあ、わかる奴の方が少ないだろうけど



「次こそ決めて差し上げます
私の得意魔法、大地の怒り!」



「残念でした〜
ブラックカット」



まんまと罠にハマったな
相手の女子は唖然としていて、それを見てユーナはニヤつく



「な、なんで!?
確かに私は魔法を使ったのに…」



「ダークフロアの中では私の方が有利になるの。あなたの地属性は元々不利だったし、魔力も弱かったから私の魔法に“吸い込まれた”だけよ」