「では、Aクラス対Dクラス始め!」
「ダイナソー・ビルマ!」
「…ウォール」
ドッガーーンッ!!
激しくぶつかる音が響き渡る
相手の女子、見た目とは真逆な魔法だな
ダイナソー・ビルマは大地を抉る巨大な刃を飛ばす、超攻撃的魔法
ユーナは冷静に壁を出して防いだ
あの壁だけで防げたってことは、まだそれ程の威力は出せてないんだろう
見た目だけは派手だけどな
「なんだ、あなた見た目とは裏腹に中々血の気が多いじゃん」
「今ので倒れて下されば良かったのに…
壁をお出しになるなんて、臆病なのかしら」
「随分お口も達者なこと」

