「ハァ…。相変わらず変わらないね、ルイは
先生、申し訳ないが少し見学させてもらえるか?」
…なんだか、とんでもないことになってないか?
「あ、いやー、はい!
どうぞどうぞ。お好きなようになさってくだされば!」
先生はヘコヘコ頭を下げながら、ちゃっかり了承してるし
まあ、こんな凄い人たちに頼まれて断れるわけないんだけど
いつのまにか、ただの実習授業が緊張で張り詰めた重苦しいバトルに変わっていた
俺たち代表者はクラスごとに各位置についていて、残りの奴らは後ろで座ってる
ルイさんとハイドさんは戦うフィールドの外側の真ん中で観ているらしい

