今日はなんだか調子が良かった

身体もいつもより軽いし、何でも出来そうな、そんな感覚



もしかしたら、私も魔法が使えたりして_______、なんて




私はいつかの日のように、またあの池に足をつけて座っている

隊員の人に頼んで彼を待っている



なんでか、彼ならここを知っている気がした
ここに来るたびに彼のことが頭に浮かんできていたから



「ルイ」



ほら、やっぱり
振り向くとそこには隊服を着たままの彼の姿が



「もしかしてお仕事中でしたか?」