「これは?」



「それ凄く綺麗ですよね!
私もそれ迷ってたんです」



「そう、良かった
着替えたらカリナたちにヘアメイクしてもらうといいよ

俺たちはホールで待ってるから」



「わかりました」



よかった
彼女が笑ってくれて



俺はこれからもその笑顔を守りたい
そのために今は耐える



何度も繰り返した覚悟をして、パーティーの準備に向かった