「お前らっ!………あー、クソッ!! 俺は先に寝るからな!お前らもさっさと準備しとけよ。明日途中でくたばっても知らねぇからな!」 「「「は〜い」」」 ヤイラの言葉でみんなそれぞれ明日の準備に取り掛かり始める それは見慣れたような、それでもどこか違うような これもきっと、私がいなかった代わりに彼らがまとめてくれていた結果 みんな、さすがね… 気づくと、オープンスペースには私と彼しか残っていなかった 少し開いた窓から夜風が流れてくる いつのまにか外は暗くなっていた