周りの視線から逃げるように走り、気づけば屋上に来ていた。 ここには誰も来ない 私に心無い言葉を投げかける人もいないんだ。 「はぁ…」 いままで、色んなことがあっても耐えてきた 自分がそんなにも弱いと思ってなかったから。 でも、あんなつまらない戯言 -コトバ- に傷つくほどに弱かったんだわ。 そう思うと、また涙がこみ上げてくる ここなら誰も見ていない。そう思って声を上げて泣いてしまう。 「チッ…誰だよ」 いきなり気だるそうな声が頭上から降ってくる 「だ、だれよ!」