あの非日常な一日から数日がたった……

自分が初対面の人にあんなに大胆な行動をとるなんて……ありえないわ……

もんもんと考えていると、なにかにぶつかった

「いたっ！」

慌てて前をみると龍夜と田邊先生がいた

「なんだ……って茉代か。」

田邊先生は私達の担任で、とても英語が得意な人で足が長くて生徒に人気の先生。なぜかよく龍夜に構っている。


なんだかんだ龍夜も満更じゃなさそうですこし微笑ましい。

「あっごめんなさい！龍夜！田邊先生もおはようございます。今日も龍夜といらっしゃるんですね。」

「おはよう。茉代。別にこの人とは居たくている訳じゃないよ。ただ、勝手に付きまとってくるだけ」

龍夜はそう言った。

「またまた、そんなこと言って。
坂だってなんだかんだ俺の事尊敬してるだろ？」