パーティが始まった、さすが業界でもトップクラスの会社、
参加者は1000人はいるだろうか、

社長の話の後は、皆思いおもいに歓談している、

更に増え続ける人に、トレーに乗ったお酒を、
ぶつけないよう気を付けながら、お酒を配って歩く。

「赤ワインですが、いかがですか」

「ああ、もらおう」

「こっちも頼むよ」

「はい、ごゆっくりお楽しみください」

そういいながら、お酒を2つ手渡す。

「君可愛いね」

「ありがとうございます」

笑顔を振りまきながら、さらりとかわしていく。

そんな時、1人の男性が目に入った。