「さぁ・・・」 今日は今井先輩は来てない。 誰のためってわけじゃなく、花火と言えば浴衣、ぐらいの気持ちで着ただけだろうな。 今井先輩がこの場にいたなら、間違いなく今井先輩のためだろうけど。 「自分のため、とか思わないのかよ?」 意外そうに沢藤さんが聞いてくる。 「それは思わないっすね。つーか最近だめなことの方が多いんであんまポジティブになれないっす・・・」 「ふーん」