年下彼氏




・・・で、その結果がコレ、と。

思った通りで、面白いなぁ。



ネックレスを付けてもらった流れで、後ろから抱き締められた。

背中が暖かい。

なんでだろう、亮介に触れられるのは全然嫌じゃない。

あいつには、腕を触られただけでも吐き気がするくらい、嫌だったのに。

心と体は、繋がってるんだなぁ。



のんびり暖かい体温に体を預けていると、突然振り返らされて驚いた。

どうしたの?と聞く隙もなく唇を塞がれた。

いつもより性急で深いキス。

空気を求めて開いた唇から、さらに深く口付けられる。



「・・・っ、ん、亮介っ」

「悪いけど、もう少し・・・」



押し返そうとした手は絡めとられて壁に縫いとめられた。

絡めた指先から唇、全部が熱いぐらいに感じる亮介の体温。

唇をそれて首筋に口付ける亮介にびくりと身体が震えた。