美奈子の横には、アイシングの用意。 ・・・あぁ、今井先輩にね。 「今井先輩、俺あがるんで。合宿期間中ありがとうございました」 「あ、亮介?!おい」 ・・・見たくないんだよ。 子供っぽいっていうのはわかってるけどさ。 「亮介」 背中越しに美奈子から声がかかった。 「今日ちょっと無理したでしょ?肩ちゃんと冷やしとこう」 予想していなかった言葉に思わず振り返った。 「・・・俺?」 「うん」 「当たり前だろ、お前以外に誰がいるんだよ。俺とっくに引退してんだけど?」