土方さんの側に寄り、着物を渡す
土方さんは慣れた手つきで着物を着せてくる。……なんかむかつく()
『土方さん慣れてますね。まあ、モテますしね』
「そんなんじゃねーよ。総司とかが小せえ頃はよく着せてたんだよ。」
『沖田さんの…』
そっか。たしかに近藤さんと土方さん、そして沖田さん3人は長い付き合いだったと一さんから聞いた。
……きっと強い絆が3人の間にあるんだろうなあ
羨ましいかも、僕は長い付き合いの人なんか………あ、いたよ。一矢も長い付き合いだったよ()
「……んー……やっぱ平助のじゃ、ちょっと大きいか」
唸る土方さんの声に目を着物に向ける
着せるのはや。
……でも、少しばかり大きい
なんか……やだ
『お、大きくなんかないです。丁度いいくらいですよ。寧ろ小さいです』
「なにムキになってんだよ。」
『……ほんとのことです』
そう土方さんと話していると、パシャと襖が開く音がした
驚いてその方に目を向ける
「土方さん!!河合がいないっ…て河合こんなとこにいたの?!」
藤堂さんだ。
どうやら部屋にいない僕のことを探していたみたいだ
『藤堂さん、おはようございます』
「おはよー!ったく、いなくなるなよ?せっかく河合、昨日の夕餉食べないで寝たんだから、お腹空いてると思って朝餉持って来たのに」
むぅ、と頰を膨らます藤堂さん。
……かわいすぎる、なにこの小犬



