男嫌いな僕と新撰組。



「そういう反応するんだね?……というか、ほんとにキミ男?女にしか見えないね」


『僕、おとこ嫌いなの』


「それで女の姿に?へえ、そういう人いるんだ。……で?」


『なに』


「俺さ、仕事は結構早めに済ませる忍なんだよね。だから調べちゃった。キミのこと」


いつか、来ると思っていた質問


「キミのこと町の人は「はじめてみた」と言ってたし、調べても此処らに''河合 流唯''という人がいないこともわかった。ねえ、キミはいつから京に?」


『今日、かな』


「ふーん、出身は?」


『江戸だよ』


東京はこの時代だと江戸だよね


「江戸かあー…ふーん、ま、いっか。…………土方さん」


僕と話していた山﨑さんは、納得したように頷くとすっと土方さんの顔をみる


「っなんだ?」


なにその、反応


「この通り河合は男みたいですし、入隊試験させたらどうですか?」


……前言撤回、この人いい人だよ


でも土方さんはやっぱり納得いかないみたいで、うーんと唸っている


「山﨑はいいのか?間者かもしれないんだぞ?」


「間者ねぇー…まあ、向いてるかもしれませんね。」

「はあっ?!」


「……キミさ、さっき俺が現れてびっくりしたようにしてたけど気づいてたよね」


『え』


なにそれ、なんで分かったの

きもちわる…


「なぐるよ?」

『すみません』


こんなこと言ってたら、僕のキャラ崩壊しちゃうよ

だけど、そんなの気にしてられない

首のあたりに冷たい感覚。これは、山﨑が持っているだろうクナイ。

うん、命の方が大事


「おい」


「……河合、何回も天井…俺がいる位置を正確に当てて見てたんですよ」


「つまり、気配には敏感ってことか」


「はい、でも、間者ではないみたいです」


「あぁ?なんでそう思う」


「一々こわい顔しないでくださいよ、土方さん」


「うっせえ。いいから話せ」


土方さんはキャラブレしなさそうだよね

いいなあ…←