ダダダダダダダダッ


「おいっ!土方さんの部屋から女の悲鳴が……ってうわ!かわいい!」


「嫌な予感しかしないんだけど。って総司と一じゃん!」


「ちょ…っ!お前ら!この左之様を置いていくなよ!うわ、美人がいる!あ、かわいいか!」



……三馬鹿がきた

声出した順からいくとねー…



《二番隊組長 永倉 新八、七番隊組長 藤堂 平助、十番隊組長 原田 左之助だ》


あ、一さんありがとうございます。

まあ、そういうことだよ



「一くん。これ、どういう状況なの?」


土方さんと沖田さんのまだ続いている
ギャグを見て、大きなため息を吐いた
藤堂さん?が聞く。



「平助。ちょうどいい。幹部を広間に集めてくれないか?この状況はその時にわかるはずだ」



「幹部を?わかった!ってことで新ぱっつあんと左之さん!行こっ!」


「おうっ!ってことでかわいいヒト、待ってろよな」


「わ、待てよ!お前ら!……大丈夫だ、また会えるよ」


藤堂さんの元気な声に返事をするふたりのおとこ。

きもちわるいんだけど

ふたりとも、後半のセリフ全部、僕になげかけていて。

しかも、ウインクといういらないおまけ付き。


てか、待つのいやなんだけど?なにが大丈夫なの?会えなくていいんだけど?


……まあ、いっか。

入隊しなきゃ、始まんないしね