淡那君なんか...知らないもん。




変な女たらし。






私は、私自身を好きになってくれる人がいい。



何人もの女性の1人なんて嫌。







...なんか、淡那君を見てると。



そんな思いもワガママなのかな?

って思ってしまうこともある。







......って!違う違う!



私が普通なの!



あの人は普通じゃないんだから!






私の王子様は1人だけ。


王子様の女性も私だけ。




そんな家庭が普通でしょ?




私がプンプンしながら家を出た時、お母さんが気味悪そうに見ていたのは知る由もない。