第二形態人種?あの対峙した人間とはかけ離れた容姿の人間だった生物。あれと自分自身を、目の前の人間は、本気で同じだと口にしているのだろうか? 「シノミヤ……冗談だろ?……だって、俺がそんな訳……」 「悪いが半々だ。所長が見間違えた、嘘をついてる可能性もあるからな。けど、お前が唯一の生き残りってだけで、十分侵食事件の犯人の可能性としては考えられる」