「もしかして……母さんがノアを実験に使ったんじゃないよね?」 「……」 「何でそこで黙るんだよ。まさか、本当に!?」 「違えよ。……」 「じゃあ、どこまでが当たってるんだよ。全然的外れ……って事じゃ無いんだろ?」 「……」 ここでの沈黙はほぼ確実に当たっている事があるという図星だろう。 全てはもしかしたら、計算し尽くされていたのかもしれない。 シノミヤ達は本当はテロ組織であり、保身に傾く政府を盾にして人間だったものを改造し、失敗作を処理する為に学校の生徒達を手にかけた……とか。