私は健二の件を考えていた、出来れば土曜日までには解決したかった雪との時間をわだかまり無く満喫したかったからだ



しかしなんら打つ手は思いつかなかった。でもなんとかしないと

「あたって砕けろだ」



健二に聞いていた佐々木さんの携帯に電話した

「もしもし、佐々木さんですか、内田ですそのせつは、どーも、あのお話ししたいことが有るんですけど今夜お時間取れますか」


「健二さんの事でしたら、お話しなくてもいいわよ、私今度結婚する事になったんです」


えっ 私は驚いたあれほど嫌がっていたのに健二の奴


「そうですか、それは良かった、健二によろしくお伝えくださいどうぞお幸せに。あっ健二そこにいますか」


「健二さんはいませんよ、私会社やめましたから、なんか勘違いなさってませんか?私の結婚する人は健二さんじゃ有りませんのよ、じゃ失礼します」


電話が切れた、どういう事だとにかく健二に電話だ


「あっ健二か、おれだよ一義だよ、今佐々木さんに電話したんだけど、どういうわけだよ」

「あっすまねぇ、今からそっち行くから」


電話が切れた