「あーあ、つまらない
なぁー。。。。」

「よの中が思いどおり
になったらいいのになぁ」


彼女は3人兄弟の末っ子で
体も小さかったのでパパから
はちびすけと呼ばれていた。

世の中が
自分の思いどおりになったら
いいのに。。。

誰でも一度ぐらいは思った事が
有る想い

ちびすけの場合、素直に口から
もれただけ

「どーしたの?」

すこし口をとがらせているち
びすけに私は話かけてみた。


「だってさっあつこチャン
ひどいんだよ、ホンピーの事
なかまはずれにするんだよ
しんじゃえばいいのに」

ちびすけは自分の事を
私や、あたし、じゃなく
いつもほんぴーと言っていた。

小さな女の子がよく使う話し方
なので気にはならないが

しんじゃえばいいのには
おだやかじゃない。


この年頃の女の子はテレビや
映画にえいきょうを受けやすい

マンガが映画やドラマ化された
デスノートを真似て

嫌いな友達の名前を書く遊びが
流行り少し問題になっていた。