「あたし、LIBERTEで歌う和音くんの歌声を聴きたい」
「天才デュオSoleilとコラボしていた綿貫和音だよ。拓斗と奏汰では釣り合わないと思う」
「でも、和音くんはLIBERTEで歌いたいから帰ってきたし、拓斗たちも和音くんに負けないように頑張ってきたはず」
あたしは釣り合わないという言葉に反応し、そんな事ないという気持ちをこめた。
「愛美。あたし、和音くんと遊園地の観覧車に乗った時のことが忘れられないの。あの時、あたし……LIBERTEで歌わない和音くんなんか要らない……ひどいこと言った」
「本心ではなかったんでしょっ?」
「うん。そう言わないと、和音くんが留学しないと思って……」
「ねぇ、花音。もう1度、観覧車に乗ってみたら? 有栖川先輩の色んな気持ちが聞けるんじゃない? 動画の涙の理由も」
「天才デュオSoleilとコラボしていた綿貫和音だよ。拓斗と奏汰では釣り合わないと思う」
「でも、和音くんはLIBERTEで歌いたいから帰ってきたし、拓斗たちも和音くんに負けないように頑張ってきたはず」
あたしは釣り合わないという言葉に反応し、そんな事ないという気持ちをこめた。
「愛美。あたし、和音くんと遊園地の観覧車に乗った時のことが忘れられないの。あの時、あたし……LIBERTEで歌わない和音くんなんか要らない……ひどいこと言った」
「本心ではなかったんでしょっ?」
「うん。そう言わないと、和音くんが留学しないと思って……」
「ねぇ、花音。もう1度、観覧車に乗ってみたら? 有栖川先輩の色んな気持ちが聞けるんじゃない? 動画の涙の理由も」



