お昼ご飯を済ませた後は、隼人と一緒にテレビゲームをやって、一日が終わった。

着替えた後の隼人は、何事もなかったかのように振舞っていて、少し安堵したような、面白くないような…。

「てか、美由、ゲームうまくなったよな」

「え?そう?」

「おー。最初は全然出来なかったのに、最近良いアシストするもん。」

「隼人にたくさん付き合わされてるからじゃない?」

「そっかな。」

「うん。隼人の影響で出来るようになったこと結構あるよ。ゲームとかバスケとか、あと勉強とか。」

「美由、ほんと馬鹿だもんな。」

「バッ!バカじゃないよ!!ひどいなー、人並みだよ、人並み。隼人が出来過ぎなだけ。」

隼人は塾とか行ったことないのに、いつも成績が良くて、私より一つ年下なのに、なぜか、私に勉強を教えてくれている。

隼人はどうやって勉強してるのかな?
読めば大抵わかるとか言ってたけど、天才肌なのか?!

だけど、ならなんで、隼人はあの高校にしたんだろう。