まって、やばい。

顔ぐしゃぐしゃだし目腫れてるかも。

「なぁ、由衣聞いて。
俺さ、お前が約束忘れてるんじゃないかって思って探ってたんだ。覚えてるってわかって嬉しくてつい隠してた。ごめんな」

なんでそんな顔するの、

隠してたことなんていいんだよ。

「でさ、俺今でも由衣のこと好きなんだけど。由衣はどう?」

私は驚いた顔で優大をみた。

だってそんなこと言われると思ってなかった

嬉しい、嬉しいよ優大。

もっと顔がぐしゃぐしゃになっちゃう、

「由衣、?」

「私も、私も優大の事が好き!大好きだよ!」

「俺ら付き合おう?」