-優大、私は優大のことが好きなんだよ
気づいて、-

優大はほんとに本が大好きなんだ。

マジックタイムになって全てが紅くなっても

平然と本を読む

「優大、聞いてもいい?」

「なに?」

「優大の好きな人の名前ってなんていうの?」

好きな人の名前がわかれば意外と知ってる人かもしれない

そう考えた

「名前?んー名前は無理かな」

やっぱ誰にだって秘密はあるよなぁ

「名前じゃなくて昔のその子との話なら別に話してもいいよ」