100万回の好きを君に



話しをしているうちに、田中さんは、



生きる希望を失っていなかった。



未来のことを見据えていた。




でも、逆に怖くなった。




私もいつか、こんな風に言葉も発するにも



辛くて、車いすの生活になるかと思うと、



手が冷たくなった。