100万回の好きを君に



「なに?中川さん。」




「ちょっとお話しがあるの。いい?」




カイトのことかな。






「私ね、カイトくんのことが好きなの。」




誰もいない教室で話してる。




「…そう、なんだ。」




驚いた。