100万回の好きを君に



「嘘なんかついてない。


私は、ずっとカイトと別れることしか考えてなかった。」





「俺ごときのことであんな、悲しい顔は



レナはしない。



別れたいと思ってたかもしれないけど、


もっと違うことでしょ?」





なんで、そんなに分かるの?




私をどんだけ見てたの。




涙が出そうになるのを必死に堪える。