100万回の好きを君に



「レナは、俺のこと好き?」




真っ直ぐな瞳が怖い。




このまま頷きたい。





だけど、




「ごめん。ずっと言いたかったんだけど、



別れようか。



カイトのこと、もう好きじゃなかった。」





カイトは、驚いた顔はしなかった。