極上の愛をキミへ

「仕事中のお前って、いつもそうなのか?」

「そんなの、将生に関係ないでしょ!一々、突っかかって来ないでよ!」


やっと来たエレベーターに、サッサッと乗り込みボタンを押す。


「将生は、次のエレベーターで来て。階は、5階だから」

「オイッ!・・・」


将生の言葉の途中で、エレベーターのドアが閉まる。

将生を置いて来た為、彼女と2人きりになる。


「結衣、ちゃんだよね?」


先程から何か言いたげな視線を送って来ていたのは、わかっていた。

だからこそ将生に余計なことを聞かれたくなくて、将生を置いて来たのだ。


「お久しぶりですね、美沙(みさ)さん」

「そう、だね。まさか、結衣ちゃんが晃生の会社で働いてると思わなかった」


晃生?

親しげに朝比奈の名を呼ぶ美沙さんに、チクリと胸が反応する。