極上の愛をキミへ

「で、いつまでいらっしゃるおつもりですか?」

「う~ん。もう少し?」


だから、いつまでだよ!

もう、陽が落ち始めている。


「明日も仕事ですし、そろそろお帰りになられた方がいいのでは?」

「お前、どんだけ追い出したいわけ?」


クスクスッと、男は笑う。

もう少し、人の意志を聞いてもらえないものだろうか?

あの親に、この子有りだな。

なんて、1人納得する。


「なぁ、キスして良い?」


は?良いわけ・・・


__チュッ__



人の返事を聞く前に、男は唇を重ねてくる。

本当、この男は・・・

断るつもりだったのに、男のキスに流される。

洋服の中に手を忍び込ませ、慣れた手つきで下着を外す。