極上の愛をキミへ

そして、これから自分がしなくてはイケないことを考える。

とりあえず、仕事は部署を変えてもらわなきゃ・・・

出張もあるし、先のことを考えたらずっと秘書課に居るのは無理な話だ。

でも、彼には知られたくない。

課長に話す前に、社長に直接お願いするしかないか。

そう思い、課長に連絡を入れる。


「お疲れ様です」

『おぉ、高梨。体調はどうだ?』

「大丈夫です。すいません、ご迷惑を掛けて」

『誰でも、体調を崩すことはある。気にするな。で、どうした?』

「明日社長とお話がしたいのですが、時間を作って頂けますか?」

『スケジュール上は、問題ない。社長にも確認して置くよ』

「すいません。よろしくお願いします」

『じゃ、ゆっくり休め』

「ありがとうございます。失礼します」