極上の愛をキミへ

その日から精神的なものだろうが、体調を崩しつつあった。

給料をもらっている以上、社会人としての務めを果たさなければイケない。

なのに、少しも身が入らない。

このままじゃイケないのは、自分自身もわかって居る。

だけど、どうすることも出来ない。

1度、ちゃんと病院に行って診てもらう。

そう思い、会社を休み病院へと向かった。

受付で問診票を貰い、1つ1つ記入していく。

だが、最後の問いで手が止まった。


”妊娠しています?”


その問いに、変な汗を掻く。

そう言えば、最後に来たのはいつだっただろう。

まさかと思いつつも、スケジュール帳を確認する。

最近いろいろと忙しくて、いちいち月経なんて気にしていなかった。